読書百遍

これまでの「読んだ本の内容を覚えていない」という、悲しい読書からの脱却を目指し、「熟読」「再読」「アウトプット」の読書を目指しています。 

齋藤孝「必ず覚える!1分間アウトプット勉強法」

「必ず覚える!1分間アウトプット勉強法」(PHP新書)齋藤孝

 

読んだ本の内容や、勉強したことなど、誰かに話したくなるものだが、いざ話そうとすると、これが難しい。まず、自分でもはっきりと内容を覚えていない、あるいは伝えたいことが多すぎてまとまらない。さらに聞き手が興味を持ってもらえるような面白い話にすることは、少なくとも今の私には不可能だ(涙)。

 

そこで実践したいのが「1分間アウトプット勉強法」だ。

これは、アウトプット=人に話すことを前提として勉強する、あるいは本を読むというものだ。これによって、記憶の定着率が高くなり、より理解が深まる。さらに時間を1分と区切ることで、無駄を削ぎ落とし、重要な点をを絞り込まなければならない。また、概要を把握するために、俯瞰的な視点で見ることも求められる。そして、聞き手が楽しめるようなストーリーとして話すことができれば、怖いものなしである。

「1分間アウトプット勉強法」とは? 

著者の齋藤孝氏にとって、「勉強」と「アウトプット」は常にワンセットであったという。人と話しながら、あるいは人に話すつもりで勉強する。アウトプットを前提とすることによって、インプットが濃密になる。

「1分間アウトプット勉強法」とは「1分間で意味のつながる説明をすること」である

その具体的な方法は次のようなものである

 

1.問いを立てる

3色ボールペンでキーワードを囲みながらテキストを読み込む

3.キーワードを盛り込みながら、ポイントを3点にまとめ、メモ書きする

4.問いに対して1分でまとめる

 

1.問いを立てる

定着率の高い勉強のためには、まず「問い」を設定しなければならない。

テキストの見出しを利用する、あるいは自分の関心から発した「問い」設定し、「答え」を求めながら読み込むことによって、より理解が深まる。

 

3色ボールペンでキーワードを囲みながらテキストを読み込む

次にテキストを読み込む。齋藤先生の一八番「3色ボールペン」だ。

「重要」「最重要」「個人的に面白い」部分のキーワードを囲みながら読む。

 

3.キーワードを盛り込みながら、ポイントを3点にまとめ、メモ書きする

それをメモにするのだが、要点は3つ程度に絞る必要がある。

要点ごとに先ほど囲んだキーワードを抜き出し、関係性を図化する。

=や➡などの使用、文字情報の「ゴシック化」などを駆使すれば、より立体的に見えてくる。

 

そして、ここで使いたいのが「川のフォーマット」だ。

「川のフォーマット」とは話し手と聞き手の間に、川が流れているとイメージし、手前の岸に「問い」、川の向こう側にその答えがあると想定する。ただ川幅が広く渡れないため途中に踏み石を置く。そこを渡れば誰でも理解できるというわけだ。

「川のフォーマット」のメリットに、「ある事象をつながりのあるストーリーとして捉えることができるようになる」ということがある。聞き手に面白い話として聞かせようとするならば、この点は有効だ。

 

 4.問いに対して1分でまとめる

最後に1分間アウトプットの実践だが、まず、大きな「問い」を冒頭で強調する。

「誰でも素朴に思う疑問」として提起できるとよい。

説明の最初に「主にこの三つ」と提示したほうがわかりやすく「論理的に見える」。

口語的な砕けた言葉を使い、感情として理解するのもよい。

 

 

と、ここまで「1分間アウトプット勉強法」をまとめてみたが、実践しなければ意味はない。

そこで本書「1分間アウトプット勉強法」「1分間アウトプット」に挑戦してみた。

 

「問い」はなぜ「1分間アウトプット勉強法」が有効であるか?

3つのキーワードは、「勉強とアウトプットはワンセット」、「川のフォーマット」、「勉強の意欲を高める」の3つにした。

これで、川のフォーマットを渡れるか?

 

「1分間アウトプット勉強法」を「1分間アウトプット」してみた

 

なぜ「1分間アウトプット勉強法」が有効であるか?

そもそも勉強から得た知識も、活用できなければ意味がない。

この勉強法は、勉強した内容を1分にまとめ、つながりのあるストーリーとして、人に話すつもりで勉強するというものだ。

まず、勉強とアウトプットはワンセットでなければならない。アウトプットを前提とすることで記憶が定着し、より理解が深まる。また1分であることもポイントだ。どんな話でも、そのエッセンスは1分程度にまとめることができ、逆に知識が足りなければ1分も話せない。聞く人への配慮として長くなりすぎないことも大切だ。

具体的な方法の一つは「川のフォーマット」を使うことだ。話し手と聞き手の間に、川が流れているとイメージし、その川を渡ればメッセージを聞き手に届けることができる。途中で段階を追って説明するための踏み石も必要だ。これを使うメリットは3つある。一つ目は記憶の定着、二つ目にある事象をつながりのあるストーリーとして捉える習慣ができること。三つめが自ら「問い」を立てる習慣がつくことだ。

また、「1分間アウトプット勉強法」は勉強の意欲を高めるという点においても有効だ。アウトプットすることによって、さらなる意欲が生まれる。この好循環こそが勉強のあるべき姿であり、人を活き活きとさせるのだ。「話す力」、「コミュニケーション力」の向上にもつながる。

このように「1分間アウトプット勉強法」はあらゆる面において有効であるが、最も重要なことは「勉強=実践」の回路を身につけることだ。練習のための練習では、意味がない。本番こそが必要な力を鍛えてくれる。

 

どうだろう。

まとめただけになってしまった・・・。

ストーリー性は皆無、面白味ゼロだ(哀)。

 

しかし、実践あるのみ。

勉強=実践」だ。

 

必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)

必ず覚える!1分間アウトプット勉強法 (PHP新書)

 

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