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読書百遍

これまでの「読んだ本の内容を覚えていない」という、悲しい読書からの脱却を目指し、「熟読」「再読」「アウトプット」の読書を目指しています。 

泉正人『最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』 

泉正人『最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』 
 

仕事を定時に終わらせ、帰りにジムで汗を流しリフレッシュ。

夕食後には読書をして、未来の自分への自己投資。

 

そんな毎日が過ごせたらと思うが、

実際は長時間労働でくたくた。

家には寝るために帰るようなものである。

 

そんな追われっぱなしの生活から脱却し、

自分の時間を生み出すには、

仕事の効率化による時間短縮しかない。

 

泉正人氏の『最小の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術』を読んでみた。

いくつもの会社を経営する泉氏が、

仕事に追われて身体をこわした経験から考え出した「仕組み」仕事術。

 

これは才能や意志の強さに関係なく、

誰がやっても成果の出せるノウハウであるという。

仕事を楽にする、「仕組み化」のノウハウとは?

                                                                                                                                                                                                                   

「仕組み」とは何か

 

 ①「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のことである

 ②自分の仕事に「仕組み」をつくる

  ・成功体験の「仕組み化」

    うまくいったときの状況をデータとしてとっておきパターン化する

  ・ルーチンワークの「仕組み化」

    チェックシートをつくり、「考えなくていいこと」に時間を使わない

 

③部下やチーム全体が働きやすくするための「仕組み」をつくる

   ・問題があると感じたら、まず「仕組み」を見直す  

   ・失敗も「仕組み化」できる

 

④「仕組み」づくりは将来の自分の時間への投資である

 

⑤「仕組み」仕事術 3つの黄金ルール

  1. 才能に頼らない

  2. 意志の力に頼らない

  3. 記憶力に頼らない

 

「仕組み」のつくり方

 

①「作業系」の仕事こそ「仕組み」づくりが有効であり、

「作業系」の仕事を徹底的に効率化する

 

②「チェックシート」の活用

 使えるチェックシートをつくる4つのコツ

  • 「TO DO」と「詳細」に分ける
  • できるだけ細かい手順に落とし込む
  • 判断を入れない
  • 二度目からはアルバイトでもできるように

 

③なんでもチェックシートにすることができ、

 またメンテナンスも「仕組み」をつくると同じくらい重要である 

 

「仕組み」で考える人の“7つの”習慣

  1. 楽することにこだわる
  2. シンプルに考える
  3. 記憶せずに、記録する
  4. わからないことは聞く
  5. 自分の時間を、時給で判断する
  6. 上手くいっている人の真似をする
  7. 自分を「型」にはめる

 

「仕組み化」が機能するとどうなるか?

 

「仕組み化」が機能することによって

       ↓

 仕事が楽になり、ストレスがなくなる

       ↓

 より生産的なことに時間を使える

 

「根性」も「能力」も不要。誰もが成果を出せるようになる

 

感想

 

「仕組み」が仕事の効率化に役立つのは間違いない。「仕組み化」とは、マニュアル化であり、さらに言えば、プログラミングである。誰がやっても結果が出せるようにするための「仕組み」ではあるが、言い換えれば、やるのは誰でもいいということである。可能ならばコンピューターやロボットでもいいのである。しかし、今のところ人間が作業を行うのであれば、その人たちのインセンティブが働くような「仕組み」が求められる。

本書において明言されてはいないが、「仕組み」によって使われるのではなく、「仕組み」をつくりだす人材にならなければいけない、ということが裏テーマにあるのではないか。自分の仕事を「仕組み化」で効率化し、時間を生み出す。その時間で自分以外の人を使う「仕組み」を考える。理想を言うならば、チーム全員が「仕組み」によって働きながら、さらなる良いものを生み出す「仕組み」をつくるべく、考えていくことができる環境を整えること。そうなれば、おのずと全員のモチベーションも上がっていくであろう。

まず私が取り掛かれるのは、自分の仕事の「仕組み化」による効率化の徹底、そして、「仕組み」で考える人の“7つの”習慣の実践である。

 

 

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

 

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