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読書百遍

これまでの「読んだ本の内容を覚えていない」という、悲しい読書からの脱却を目指し、「熟読」「再読」「アウトプット」の読書を目指しています。    (穴があくまで本を読む改題)

又吉直樹「火花」

又吉直樹「火花」(文藝春秋) タイトルを「花火」だと勘違いする人は多いだろう。冒頭から花火大会の場面だ。群衆を歓喜させる色とりどりの鮮やかな光と爆音。片や誰も立ち止まらない沿道に置かれたビールケースの上で漫才をする若手漫才師。「花火」はまだ…

又吉直樹「夜を乗り越える」

又吉直樹「夜を乗り越える」(小学館よしもと新書) 又吉直樹は現代の「救世主」ではないか? そう考えてしまうのは、彼が「キリスト」に似ており、高校生のときにそう呼ばれていたからだけではない。私がそう思う理由は、彼が真剣に「新しい表現」によって…